子の監護に関する義務とは?
Q.子の監護に関する義務とは?
A.子の監護とは,親権者が子の身上を監督,保護し,子を育成することをいう。 そして,親権者は,子の監護をする義務を負う。
子の監護とは・・・
子の監護とは,子の身上を監護することをいいます。 子の住まいを決めたり,しつけをしたり,教育を施したり,子がすることについて様々な同意や許可を出したりすることなど,子供の身体に関する監督・保護・育成をすることです。
要するに,子どものために衣食住を整えて子育てをすることといえます。 これを「身上監護権」といいます。
親権者は上記のような身上監護権のほかに子の財産管理権を有しています。 つまり,監護権というものは,親権の一部なのです。
子の監護義務とは・・・
上記のように,子の監護について親権者又は監護権者は権利を持っていますが,同時に,子の監護をしなければならないという義務も負っています。
身上監護権を有する者,つまり親権者は,自らちゃんと子育てをしなければならないという義務を負うのです。
この監護権・監護義務は,通常,親権者が有し又は負うことになりますが,親権者が監護権者・監護義務者として不適当である場合には,別の者を監護権者・監護義務者とすることができます。
そして,この監護義務に基づいて,子は,親権者等に対して養育費の請求をすることができます。 監護権者には子どもの生活の面倒をみる義務があるからです。
【関連書籍】
・・・交通事故に興味をお持ちの方は,姉妹ブログ「交通事故の取扱説明書」をご覧下さい。
A.子の監護とは,親権者が子の身上を監督,保護し,子を育成することをいう。 そして,親権者は,子の監護をする義務を負う。
子の監護とは・・・
子の監護とは,子の身上を監護することをいいます。 子の住まいを決めたり,しつけをしたり,教育を施したり,子がすることについて様々な同意や許可を出したりすることなど,子供の身体に関する監督・保護・育成をすることです。
要するに,子どものために衣食住を整えて子育てをすることといえます。 これを「身上監護権」といいます。
親権者は上記のような身上監護権のほかに子の財産管理権を有しています。 つまり,監護権というものは,親権の一部なのです。
子の監護義務とは・・・
【民法第820条】
親権を行う者は,子の監護及び教育をする権利を有し,義務を負う。
上記のように,子の監護について親権者又は監護権者は権利を持っていますが,同時に,子の監護をしなければならないという義務も負っています。
身上監護権を有する者,つまり親権者は,自らちゃんと子育てをしなければならないという義務を負うのです。
この監護権・監護義務は,通常,親権者が有し又は負うことになりますが,親権者が監護権者・監護義務者として不適当である場合には,別の者を監護権者・監護義務者とすることができます。
そして,この監護義務に基づいて,子は,親権者等に対して養育費の請求をすることができます。 監護権者には子どもの生活の面倒をみる義務があるからです。
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