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不法行為における権利侵害行為とは?

Q.不法行為における権利侵害行為とは?


A.他人の権利又は法律上保護される利益を侵害する行為のこという。



不法行為における権利侵害行為・・・


【民法 第709条】
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は,これによって生じた損害を賠償する責任を負う。


不法行為責任が成立する要件として,他人の権利又は法律上保護される利益を侵害する行為があったことが必要となります。



他人の権利又は法律上保護される利益とは・・・


他人の権利には,大きく分けて,財産権,人格権及び身分権があります。


財産権とは,その名のとおり,財産に関する権利です。 財産権は多種多様ですが,さらに分類すれば,物権と債権とに分かれます。


人格権とは,例えば,身体,自由に関する権利や名誉権などを挙げることができます。 名誉棄損などの場合が典型的です。


身分権とは,身分に関する権利,例えば,代表者としての身分とか,親権者としての身分とか,配偶者としての身分などが挙げられます。 他の権利に比べれば,身分権侵害が不法行為として問題となる事例は少ないでしょう。


法律上保護される利益とは,上記の権利そのものよりは広い概念となります。 つまり,厳密に言うと権利として認められないものではあっても,何らかの法律上の保護が必要と考えられる利益については,この法律上保護される利益に含まれることになります。



侵害行為・・・


上記のような権利や法律上保護される利益が侵害された場合,不法行為の要件となる権利侵害行為となります。


この侵害の態様も,一概に言うことはできません。 実に様々な侵害の態様があり,類型化することも難しいものです。


誤解を恐れずにごく簡単に言うと,上記の権利や法律上保護される利益を損なうような行為は,大半が権利侵害行為に該当すると言ってもよいでしょう。




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シンマイ01

Author:シンマイ01

現在,東京都立川市で,LSC綜合法律事務所という個人の方・中小企業の方を対象とした法律事務所を経営している弁護士です。


法律問題,特に民事の問題でお悩みの方は,当ブログや姉妹ブログ,事務所のHPをご覧ください。もちろん,ご相談もお受けします。お気軽に,LSC綜合法律事務所までお問い合わせください。お待ちしております。


Takashi Shiga

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