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債務不履行とは?

Q.債務不履行とは?

A.債務が履行されないことをいう。 債務不履行の形態としては,履行遅滞,履行不能及び不完全履行の3つの形態がある。



債務不履行とは・・・

債務不履行とは,文字どおり,債務履行されないことをいいます。

当たり前のことですが,債務の不履行が放置されていては,社会秩序は到底維持できませんし,取引社会,ひいては資本主義社会そのものが崩壊してしまいます。

そのため,債務不履行があった場合,債権者は,債務者に対して債務不履行の責任を問うことができるとされています。



債務不履行の形態・・・

債務不履行には,一般に3つの形態があるとされています。 それは,「履行遅滞」,「履行不能」及び「不完全履行」の3つの形態です。

履行遅滞とは,債務の履行期限までに債務の履行をしなかったことをいいます。期限を守るのは取引において当たり前のことですから,期限を守れなかった場合には債務不履行の責任を負うことになるのです。

履行不能とは,債務の履行が不可能になってしまうことをいいます。 最も分かりやすい債務不履行形態ということがいえるでしょう。

不完全履行とは,債務の履行はしたものの,履行が不完全であったということです。 債務はきちんと履行されなければ意味がありませんから,中途半端な履行では履行していないのと同じです。 そのため,不完全履行も債務不履行の1つとされます。



過失責任の原則・・・

上記の履行遅滞,履行不能及び不完全履行について責任を問うためには,原則として,債務者に故意過失があることが必要となります。

単に期限を徒過しただけでも,履行が不能になっただけでも,履行が不完全であっただけでも債務不履行の法的責任を問うことはできません。

期限を徒過したこと,履行が不能になったこと,履行が不完全であったことについて,債務者に故意や過失がない限り,その責任を問うことはできないのです。

というのも,不可抗力によって期限を徒過したり,履行が不能になったり,履行が不完全になったりした場合にまで,債務者のせいにするというのは,あまりに酷だからです。

このような債務者の故意や過失のことを「帰責事由」と呼びます。 債務者の「責め」に「帰す」べき「事由」であることかこう呼ばれます。

そして,このように故意や過失などの帰責事由がない限り,債務者に法的責任を問うべきではないという考え方を,「過失責任の原則」といいます。




【関連書籍】






・・・民法以外の法律や法律実務に興味をお持ちの方は,姉妹ブログ「法律と法曹の取扱説明書」をご覧下さい。




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2013.06.12 Wed 11:50  |  承認待ちコメント

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現在,東京都立川市で,LSC綜合法律事務所という個人の方・中小企業の方を対象とした法律事務所を経営している弁護士です。


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